お知り合いのHさんから貝柱をいただきました。
それも珍しいアコヤ貝の貝柱=生=です(^-^)Vブイッ!。
真珠採りは今が最盛期。
その役割を終えた貝たちが、さらに楽しませてくれるわけだ。
これはもちろんかき揚げでいただきましょう。
さくっと揚げたてをいただきます。
塩でね(^-^)Vブイッ!
でもそれだけでは食べきれない。もったいない......
そうだ。思い出した。
池波正太郎氏が某誌に書いておられた食べ方だ。
「これで酒を飲むのは、堪えられない」
のだそうな。
その素材は江戸前の人だけに青柳の貝柱なんだけどね。
ま、アコヤ貝でもオッケだろう。
まず、出汁をとった土鍋を温めます。小鍋仕立てですね。
湧いてきたらアコヤ貝の貝柱をちりれんげに入れてそのまま鍋に。
ちりれんげの上で泳がせます。
ほどよく火が通って半生状態になったら引き上げて柚子を絞って食べるのだそうな。
池波正太郎ファンとしてさっそくやってみました。
「ううっ、これは旨い!」
貝柱の歯ごたえが、ほのかに暖ったまった食感と相まって得も言えぬ世界。
ほんま
「堪えられない」
美味しさ、うれしさです。
お酒もグビグビ、すすみます。
こんな時のためにとっておいた「花垣」の新酒をいただきましょう。
小鍋に山口の豆腐を欠いたのが心残りではありましたが、大満足です(^o^)/
Hさん ありがとうございました。
ごちそうさまでした。