初秋を50ミリF1.4レンズで

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ライカ版では標準レンズというと50ミリF1.4だ。
いまではズームの時代になり、デジタルの時代になったので標準レンズというのは広角系のズームレンズがセットで発売されるようになってしまったが、我々にとっては標準レンズというとやっぱり50ミリF1.4のレンズだ。
ニッコールであったりズミルックス、プラナーであったりしても、標準レンズというと各社同じ焦点距離と同じ明るさのレンズを用意していたものだった。
言わば各社が競い合って素晴らしいレンズを用意したとも言える。
デジタルで撮ることが多くなってきたがたまにはフィルムとこれらの標準レンズで撮ってみようと初秋の朝、我がど田舎をカメラ散策。
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昨夜からの冷え込みで葉の先に水滴が見事なコスモス。
そろそろ咲き始めたね。
絞りは開放1.4にして撮ってみる。よくよく絞っても2か3.5までだ。
せっかくの明るいレンズだもの。絞りこんでしまうとそれぞれの個性がなくなってしまいそうだ。
ほとんどの標準レンズは最短撮影距離は45センチ前後。
出来るだけ被写体に近づいてピントを合わせる。
フィルム時代のファインダの素晴らしさを堪能する瞬間だ。

50ミリの標準レンズたち。
もっともっといっしょに遊んでやりたいもんです。

フィルムスキャナでデジタルデータ化。
便利な時代になったものだが、フィルムの楽しさも捨てがたいね。
by settuya | 2006-09-17 23:59 | 季節のなかで
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