OCR認識用数字フォントを使う

このごろはメールの時代だ。
なんでもかんでもメール・メール・メール。
Eメールから携帯メールまで、世界はメールで動いてる。
でも忘れてはいけない。ファックスも重要なコミュニケーションツールなのだ。
ファックス機能付きの電話機はもう当たり前のように各家庭にまで入っている。
自動切り替えで通話でもファックス受信でもなんでも来いの便利さ。
ええ時代になったもんだなあ。

レターはともかくファックスの場合は送り状にヘッダをつける。
そのヘッダには発信者の名前や住所・電話番号ファックス番号それにメールアドレスも書き込んであるのが一般的なスタイルだろう。
問題はそのフォントと文字サイズにまで注意を払われたヘッダが少ないことなのだ。
OCR認識用数字フォントを使う_c0042324_12511173.jpg

そのヘッダの文字が、番号が、メールアドレスの英小文字の文字列が送り先できちんと正しく読み取れているか確かめたことがおありだろうか?
上のがワードからプリントしたままのいわば”生の文字列”。
その下の数字がファックスを経由したもの。
みごとにつぶれてしまっている。これでは読み取れない。
数字でいえば5と6、3と8と9など小さくてデフォで呼び出されるフォントではこのようにつぶれてしまって読めない。受取った相手はどこへ返事をすればよいのか悩んでしまうだろう。ましてメールアドレスの読み間違いならばとんでもない人のところに返信されてしまうおそれがあるね。

実は知人からのファックス返信がなかなか来ないので電話で確認してみると上記の理由でsettuyaのファックス番号が読み取れなかったためだった。そのころの送信票は本文ではないのだからと小さなフォントで名前などを右上に書き込んでいたのだ。
それ以来、settuyaのヘッダは文字サイズも大きくなり、数字フォントもOCR用フォントを使ったものに作り直した。

こういう情報伝達は見た目のかっこよさだけではなくあくまでも実際の使用上での利便性認識性を最優先すべきやなあと痛感した次第。
もちろんお仕事用のヘッダも作り直したのは言うまでもない。
by settuya | 2005-07-27 13:27 | 日常
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