先日来、フィルムカメラを使うことが増えている。
確かにデジタルの時代だし、プリントもPCで確認したらプリンターで自家処理だもの。
わざわざフィルムで撮ってラボに現像を依頼して......など、まどろっこしいこと、おびただしいね。
でも、フィルムカメラなのですよ。
今日は中判。ブローニーフィルムを詰めて、三脚に乗せてアトリエの庭に。
カメラはフジのGX680。レンズは100ミリだ。
こいつは本来がスタジオに鎮座しておられる機種なんですが、気に入っているのでこうしてお外へも連れ出しています。
三脚はやわなものでは支えきれないのでハスキー。
ピント合わせもその山がつかみやすい。さすがはフジノンだなあ。
写真を撮る ということ
その準備(カメラ機種の選択とかレンズの選別、そしてフィルムのセレクトなど)
シャッタを落とすまでのお作法(三脚を据え、ピントを合わせ、露出を測って絞りとシャッター速度をセットなど)
お日様と雲の様子を見定めてレリーズを。
うん、撮ったぞ(^-^)Yヴイッ
そしてフィルムを巻き上げ、撤収だ。
私の場合は写真を撮るということはこうした一連の手間をも楽しんじゃおうということなんだなあ。
GX680をなでなでしながらそんなことを思う秋のガーデンでありまする。