毎日がバラ色? バラ色!:古代史
2016-03-19T09:30:03+09:00
settuya
摂津屋でございます
Excite Blog
五色塚古墳
http://settuya.exblog.jp/25412918/
2016-03-15T20:54:00+09:00
2016-03-19T09:30:03+09:00
2016-03-15T20:54:14+09:00
settuya
古代史
築造当時のすがたに復元されて公園として実際に登ることが出来る。
それにしてもデッカイ。
全長194メートル。前方部の高さは11.5メートル。後円部の高さは18メートル。
ここからの眺めは実にすばらしい。
目の前に広がる大阪湾、淡路海峡。淡路島は指呼の距離だ。
4世紀後半というから今から1700年ほど前になる。
そのそばには20世紀の歴史的大建造物=長さ3911メートルの淡路海峡大橋=を望む。
なんとも歴史的というか、五色塚古墳の上から周囲を見渡すと
過去と現代が隣り合わせ。不思議な気分になってくるなあ。
市内にあるので、いつでも行けるということで実際にあしをはこぶのは初めて。
なるほど、素晴らしい。
主な大きな古墳たちは宮内庁がしっかり管理してはるので学術的な研究対象にはできない。
発掘調査は論外だし、その周辺にも入ることさえできない。
だから現在の外観は木々が生い茂った小高い丘か小山にしか見えません。
しかし構築された当時は木々など生えていないし、まさに巨大な人造ブツだったのだ。
きらきら光る葺石に埋められ、大きな埴輪が整然と並べられている。
外周には堀が二重三重に巡らせれており葬送の儀式は方形部で厳かに執行されたのだ。
東大寺みたいな寺院建物もなかったし五重塔もなかった時代だもの。
小山みたいなお墓=古墳に人々はただただびっくりしたことでしょう。
当時のままの姿を復元した神戸市教育委員会に拍手!
その意味でここ五色塚古墳は貴重だ。
百聞は一見にしかず。
実際に登ってみると当時の権力者たちの圧倒的な「チカラ」を目の当たりにできる。
何十万個何百万個の葺石のみごとさ。
大きな埴輪の勇壮さ。
何年もかけて築いた前方後円墳の意味に思いを馳せることは、
まさに古代史のロマンだね。
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兵庫県立考古博物館
http://settuya.exblog.jp/22231469/
2014-06-13T22:52:00+09:00
2014-06-24T11:37:02+09:00
2014-06-13T22:52:30+09:00
settuya
古代史
古代日本のあれこれを読み解く重要な文書資料だ。
風土記はほとんどが散逸してしまっているそうだが
出雲の風土記と播州の風土記などがかろうじて残存している。
その風土記1300年を記念した特別展
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古代官道 山陽道と駅家
-律令国家を支えた道と駅-
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が加古川の兵庫県立考古博物館で開催されているので
行ってきました。
奈良時代にすでに高速道路網が造られていたという。
すべての道はローマではなく、平城京に通じておったのだ。
そして今でいう「道の駅」にあたる駅家(ウマヤ)が設けられていて
官庁の用件で地方へ赴く役人などがパスポートに相当する鈴を手に
馬を使って、たとえば大宰府まで通っていたのだ。
しかも太宰府までたったの5-7日しか掛からなかった。
すごいでしょ。
この時代の距離感というか時間軸の認識を改めさせられるね。
もちろん「普通に」歩けば2-3週間かかった遠方地なんだけど。
ということで兵庫県立考古博物館に行ってきました。
この考古博物館の活動は単に県下の遺跡などの展示・説明だけでなく
実際にいろいろな体験ができる仕組みがあるということがすばらしい。
この日も小学生の団体が訪れていた。
瀬戸内海沿いの地域は古代遺跡が豊富なところであり、岡山吉備方面に
かけて有力な豪族が支配していた地域だったのではないか。
縄文時代はもちろん古墳時代の大きな古墳が残っている地域だ。
レプリカだけれど、石器時代の道具などに触れることが出来る。
サヌカイト製のナイフなんてこんなに鋭いものなんだ。
思わず見直した。
古代官道の幅は8-12メートルもあり、側溝が備えられていた。
そして駅家(ウマヤ)という旅行用の宿泊設備と馬を交代させる設備が
整えられていたのだ。
とても充実した内容でした。
時間的にも距離的にも近い場所なので後日また行きたい考古博物館です。
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兵庫県立考古博物館
〒675-0142 兵庫県加古郡播磨町大中1-1-1
TEL.079-437-5589
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