朝から雨という予報を裏切っていいお天気。
というわけで日帰りお出かけドライブ。
ここだ。
岡山県高梁市吹屋ふるさと村。
中国道を1000円で走って二時間半ぐらい。
備中高梁の近く。
ここ吹屋は銅山とともにベンガラの生産地として江戸時代から栄えた町だ。
今でも残る街並みにはベンガラ格子の風情が素敵だ。
郵便局もみごとなベンガラ色。
その佇まいがグッドだねえ。
お気づきのとおり、この通りのすべての暖簾はベンガラ色。
ベンガラ染には防虫効果があるそうです。
吹屋ベンガラの商家で大富豪であった片山家の土蔵にあった「写真の本」。
ハイカラな当時がしのばれる。
写真を撮るって、「術」だったんだよ。
赤銅色の石州瓦にコスモスが似合う。
街並みの端っこにある「金子屋」さん。
ここで黒いカレーをいただく。
烏賊墨で黒くしたカレーなのだが、これが絶品。美味い。
ベンガラの街に合わせて赤いカレーもメニューにあるのだが
これは唐辛子だそうで、ちょっと遠慮しました。
ここは吹屋小学校。明治33年(1900年)建築の歴史的木造校舎。
しかも今でも現役で使用されているのだ。
ただし生徒数はたったの八名。
数年後には閉校になり隣町の小学校に合併されるそうだ。
広兼邸。映画「八つ墓村」のロケ地として有名なところ。
まるでお城だ。
「吹屋ふるさと村」として観光にチカラを入れている。
山間の小さな村なのだが、なんとも懐かしさにあふれてる。
日帰りコースとしては丁度いいかも。
帰路は総社・国分寺跡に立ち寄る。
黄金色の稲穂と五重塔が美しい。