江戸は深川を歩く

お江戸で大川と言えば隅田川。
当時その大川の最下流に架けられたのが永代橋である。
その橋を渡ると深川であり本所と続く時代小説によく登場する地区だ。
久しぶりに上京した折、時間をとって深川地域の散策を試みた。

時代小説・時代劇ファンにとって、永代橋で大川を渡り富岡八幡宮をお参りするのは言ってみれば例の「鬼平」や北原亞以子さんの「深川澪通り木戸番小屋」シリーズの愛読者としては是非とも歩いてみたいコースなのである。
当時の江戸は池波正太郎氏言うところの東洋のベニスだったそうな。
つまりは縦横に張り巡らされた掘割水路を猪牙船(ちょきぶね)が行き来し、荷船が往来し、屋形船がのんびりと川遊びしていたという。
その掘割水路もほとんど埋めたれられた。
残っている仙台堀川や小名木川も見てこよう。

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永代橋。
この橋が1807年(文化4年)8月19日、富岡八幡宮のお祭りに行こうとする江戸市民とともに崩落し1500人もの犠牲者が出た事故でも有名だ。
それにしても大きな橋だ。
ここに橋を架けるだけでも、当時の技術では大変だったんだろうなあ。
木製の橋の寿命はなんと20年という。
つまりメンテナンスがとても大変。橋奉行なんて職があったとか。
現在の鉄製橋の真ん中で立って、この事件を思う。
合掌。
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富岡八幡宮では「七五三参り」だった。
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着飾った子供たちとその両親、そしてジイジにバアバ。
この子達の未来に幸せあれ(^0^)/
門前の商店街には昔ながらの老舗が軒を並べてる。
いい雰囲気ですなあ。

街中を歩く。
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さすがに橋が多いなあ。
ここは仙台堀川。

紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言われる清澄庭園。
「寛政の改革」の松平定信公の墓所がある霊厳寺。
江東区深川江戸資料館が休館中だったのは残念だった。
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小名木川に架かる萬年橋。
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ここからは富士山が見えたんだねえ。
北斎や広重の錦絵が残っている景観の良い場所だったんだ。
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今は大川をはさんでビルしか見えないけどね。

小名木川が大川に合流するここに松尾芭蕉の像がある。
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この近くに庵があり、奥の細道のスタート地点という。
川沿いの遊歩道には芭蕉の俳碑が据えられている。
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昼はもちろん「深川めし」「深川どんぶり」だ。
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いただきまぁす(^0^)/

短時間だったけど、お江戸は深川の雰囲気が楽しめました。
ますます時代モノが楽しめるぞ(^0^)/
by settuya | 2009-10-18 22:14 | | Comments(4)
Commented by happy at 2009-10-19 10:31 x
実はわたくし鉄橋ファンなのです。
最後から2枚目の橋はコレクションに入っています。
最近は上に鉄骨を組まない工法が多いので、
さみしい感じがします。
深川あたりは他にもいい鉄橋がありそうですね。
Commented by mamicha2 at 2009-10-19 20:01
以前は深川近辺に住んでいたことがあって、どれもこれも懐かしい!!
食い入るように写真を眺めてしまいました。
深川丼、自宅で作るしか食べるところないですからね~こっちじゃ。
時々作って食べてます♪
Commented by settuya at 2009-10-20 09:23
happyさん
 いくつもの橋を渡りました。
それぞれひとつずつ表情があって、いいですね>鉄骨橋!
過日の「大阪 橋ツアーby KDB」で下から見た大阪の橋も素敵でしたが深川の橋たちも素敵でした。
Commented by settuya at 2009-10-20 09:25
mamicha2 さん
 いいことに住んでたんですねえ。
うらやましいなあ。
この辺りはきっと風に乗って潮の香りがするのでしょうね。
深川丼。美味しかったです。
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